Works施工事例

2019.07.26
  • ナチュラル

行田市 クローズ外構からオープン外構へ生まれ変わった外構

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都会にお住まいでしたが緑あふれる土地へUターンされました。
夏の避暑地として知られる場所にも土地をお持ちだそうで、
そちらへ建築される予定であった建物なので別荘のような外観となっています。
もともとこの土地には建物が建っており、外構も昔ながらの背が高めの大谷ブロック塀と
ブロック角柱のクローズ外構で、建物の建替えを機に外構のご依頼を頂きました。
・建物が別荘のような外観にしたので、外構もそれにあったものにしたい
・今まで高さのあるブロック塀で囲われていたので、それが全てなくなってしまうのは少々不安がある
というご要望を頂きました。

そこで、レンガ壁をある程度高さをもたせ、高さを変えて圧迫感を感じさせないよう
リズミカルで遊び心のあるような計画にしました。
このレンガは柔らかい丸みが特長のラフタイプを
使用しました。
表面がざらざらしていて、レンガの角は丸みがあり、
1個1個の寸法がまちまちで味わいがあります。
職人泣かせな面もありますが、
この通り綺麗に仕上げてくれました。
植栽の緑も淡い色味で柔らかさが増しています。
エスビック
ロイヤルパインブリック
色/カシミール
レンガ壁だけでは単調になってしまいそうなので、壁と壁の間にアルミ角柱を設け、
角柱の間から覗く緑の植栽で抜け感をプラスしました。
今回のように塀や壁と一緒に境界近くに角柱を設置する場合、
境界と平行に設置する場合が多いですが、今回は境界線より45°に傾けて設置しています。
お施主様は理数がお得意のようで、45°に傾ければ表面積が多くなり、
向こう側が見えにくくなるとのご意見を頂きました。
実際に表面積が増えるので当初計画していたより角柱が1本少なくなりました。
オリジナルの門柱には擬木枕木を使用。
数種類の木目柄と色幅でアンティーク感があり、
本物の枕木のように見えます。
(オリジナル門柱はこちら)
駐車場側にも花壇を設けたいとのご要望があり、
駐車スペースと建物周りの犬走り通路を枕木+アイアンでゆるく仕切りました。
(花壇・菜園のページはこちら)
TOYO
レイルスリーパー ラフト
 
 
 
枕木+アイアンを使用した施工事例はこちら>>
駐車場部分は全面にインターロッキングを敷きました。
お施主様のご要望で2色を市松に配色。(駐車場のページはこちら)
透水性のインターロッキングなので、降った雨水を地中に逃がし表面に雨水が
たまりにくくなります。
エスビック
オールラウンドペイブ・スルー
車3台停められるスペースがあり、一般住宅のお庭でここまでインターロッキング舗装することは
なかなかないので、実際に見てみると圧巻です。
このようにクローズ外構からオープン外構へと生まれ変わった別荘地のような外構となりました。
植物はお施主様がすべて植えて下さいました。
竣工直後の花壇にはお花がない状態で寂しい感じでしたが、
撮影に伺った際はたくさんのお花と緑が活き活きとしていて
お施主様の植物好きが伝わってきました。
今後のお庭の生長が楽しみです。

T様ありがとうございました。

使用部材

レンガ

エスビック:ロイヤルパインブリック 色/カシミール

枕木

TOYO:レイルスリーパー ラフト

インターロッキング

エスビック:オールラウンドペイブ・スルー

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