Columnコラム
梅雨の時期にするべきお手入れについて
6月7日、気象庁が関東甲信越地方の梅雨入りを発表しました。

この度は、この時期にするべきお手入れについていくつかご紹介をさせていただきます。
1.透かし剪定
風通しの確保:混み合っている枝や、内側に向かって伸びる「忌み枝」を根本から間引く「透かし剪定」を行います。
光の調整:風だけでなく、木漏れ日が程よく地面に届くようにすることで、下草の生育不良や土の過湿を防ぎます。

2.病害虫の早期発見
湿度が高くなると、アブラムシやナメクジ、うどんこ病などが発生しやすくなります。
風通しが最大の予防:結局のところ、前述の透かし剪定で風通しを良くしておくことが、一番の病害虫予防になります。
3.雨だれと「もらいサビ」の防止
アルミ製の金物は基本的にはサビに強いですが、油断すると特有のトラブルが起こります。
もらいサビの予防:近くの鉄製品(自転車や工具、古いスチール棚など)からサビが移る「もらいサビ」が原因で、アルミ自体が腐食してしまうことがあります。金物の周辺には、サビの出ている金属ものを密着させないよう配置に気を配るのがポイントです。
雨だれシミのケア: カーポートの屋根やフレームに溜まったホコリが雨で流れると、白いアルミの表面に黒い筋(雨だれ)が残ることがあります。これを放置すると固着して取れなくなるため、梅雨の晴れ間などに水洗いするか、中性洗剤を薄めて柔らかい布で拭き取っておくと美しい外観が長持ちします。
4.雨樋(あまどい)の詰まりチェック
カーポートのトラブルで非常に多いのが、屋根の雨樋の詰まりです。
点検のタイミング: 本格的な大雨や台風が来る前に、カーポートの雨樋にゴミが溜まっていないか下から覗いたり、可能であれば掃除をして通りを良くしておくことをおすすめします。
ゴミの除去:屋根に落ちた葉っぱやゴミが雨樋のジャバラ部分やドレイン(排水口)に詰まると、雨水があふれ出て、思わぬ場所に激しい雨だれを作ってしまいます。
5.雨水桝の詰まりチェック
雨水枡の底には、配管にゴミが直接流れ込まないよう、水より重いものを沈殿させる「泥溜め(15cmほどの深さ)」が設けられています。
・対策::蓋を開け、底に溜まった泥や腐葉土、小石をスコップ(柄の長い「泥すくい」があると便利です)で取り除きます。
・注意点: 泥が配管の穴の高さを超えてしまうと、排水管そのものが詰まり、大雨の際にお庭に水が溢れ出す原因になります。

6.自然素材(天然木・石材)のチェック
・天然石の黒カビ・緑カビ::アプローチの石張りなどに見られるカビです。苔(こけ)と混同されがちですが、苔が立体的に生えるのに対し、カビは石の表面にへばりつくように繁殖します。非常に滑りやすくなるため、毎日の散歩コースや歩行の動線となっている場所は念入りに確認が必要です。
・天然木の黒ズミ(黒カビ): ウッドデッキや木製フェンス、パーゴラなどは、水はけが悪かったり日陰になりやすい根元部分から黒カビが発生しやすくなります。放置すると木材内部の腐朽(腐り)に繋がるため、表面に黒い斑点が見えないかチェックします。
これらの他にもこの雨と湿気の時期には気を付けるべきことは多数ありますが、その中でも、代表的なものを紹介させていただきました。
この時期は、雨と湿気との闘いです。多少面倒でも、しっかりとお手入れをすることできれいなお庭を保てます。


